仕事について
2025.11.11 │ 18:05
専門性からだと見つからないもの。
多方向の分野で仕事をしている私の経験談です。専門性はもしかしたら幅を狭める可能性があるかもしれないです。
専門性は幅が狭くなる
僕は、日頃仕事で以下のことをやってます。
- Webマーケティング(SEO対策・広告運用・データ解析・LPO)
- ホームページ制作(LP・ホームページ・会員制サイトなど)
- システム開発(決済機能の連携・フォームの開発・ログイン機能の開発)
- イラスト制作(キャラクターデザイン・コンセプトアート・メインビジュアル制作)
- 手相鑑定士
- タックスプランニング
- 会計業務
など
様々な業務を行っていますが、全てに対して専門的に考えたことがないです。
イラストにはマーケティングの側面もありますし、
UIUXには美術の側面もあります。
全ての仕事に該当するのものは「専門性からじゃあ見つけられない。」ということです。
今回は「〇〇になりたい!」「〇〇(職業名)しか興味ない」と考えている人に向けて書いてます。
時代的に専門的に学ぶ必要がない
大前提で、自分の好きなことを専門的にやっている人はそのままやり続けても問題ないと思います。
ストレスを感じないことが一番の健康だと思っているので。
ただ、自分の道を一つのものに定めようとしてストレスが溜まっている人には、
今の時代に専門性ってあまり必要ないと思っています。
僕たちが学校の先生や親によく言われてきたことは
「手に職をつけなさい」
「専門性を身につけなさい」
などかと思います。
この教えに対して、ストレスなく専門的に自分の好きなことができている人は、この記事には価値がないので、閉じてもらって結構です。
しかし、この教えに対してストレスや疑問を持っている人は、読み進めていただけると嬉しいです。
「手に職をつけなさい」は矛盾で溢れている
「手に職をつけなさい」は矛盾していると思います。
僕たちの親の世代はきっと、
「専門性のある仕事で市場価値を上げて給料を上げなさい。」
というメッセージを込めて「手に職をつけなさい。」と言っているのだと思います。
しかし、そもそもの日本教育は戦後のアメリカから来る
「リベラルアーツ」という考え方が主流になっています。
リベラルアーツの特徴
- 幅広い学問分野の学習
文学、哲学、歴史、科学、数学、芸術、社会科学など、幅広い分野を学ぶことで、知識と視野を広げる。 - 批判的思考の育成
情報を分析し、深く考え、合理的な結論を導き出す力を養う。 - 倫理観や価値観の探求
社会や個人の価値観について考え、倫理的な問題に対する理解を深める。 - 実践的スキルの習得
コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、問題解決力など、現代社会で必要なスキルを育てる。
リベラルアーツは「幅広く学ぶ」をコンセプトにしています。
なので、小学校~高校まで最低でも5教科を学びますし、
5教科の点数が進路になります。
社会人になっても5教科の基礎学力が問われる場面が多々あります。
つまり、僕たちは根本的に専門性を学ぶ教育を受けていないということです。
しかし、社会に出ると「専門性」が優遇されます。
なぜでしょう?
専門性があると管理しやすい
単純な話ですが、社会に出ると大体の人は企業に所属します。
企業の仕事というのは、分業制です。
部署を跨いで仕事をしている人はほとんどいません。
(中小企業で部署がない会社は別ですが。)
専門性があると部署に配置しやすいです。
つまり管理がしやすいのです。
専門性があると枠に入れやすい
専門性があるということは、自分よりも先に企業の専門性のやり方を知っている上司がいます。
上司が部下に枠のはまった教育をしやすいという特徴もあります。
また、上司は自分の知っている範囲で教えやすいので、
自分に当てはめやすいという利点もあります。
専門学校が儲かりやすい
昨今では、学校ビジネスが儲かりやすいように思えます。
日本人は勤勉であるという特性を活かして、
専門性を学ばせる名目で学校に入学させます。
専門学校の入学金や授業料で儲かりやすいビジネスモデルを実現できます。
しかし、以下のような落とし穴もあります。
僕の知人の例.1
- ITの専門学校でITを学ぶ
- ITを学んでもコードやプログラムはその会社次第なので就職後に1から学ぶ
- 専門学校卒なのに新卒同様の研修を受けるので、仕事ができない認定される
- 最終的にパワハラなどで辞めてしまう
僕の知人の例.2
- ITの専門学校でITを学ぶ
- 専門学校がITの就職先の募集をしていなかった
- 結局、卒業後は人材業へ就職
知人2の例はよくある話しですが、
専門的な分野を学ばせても専門職の就職先がないケースです。
学校自体がいい人材を斡旋できていないので、企業はその学校からの採用情報掲載を断ります。
このように専門性という理論はビジネスの儲けに使われることも多々あります。
専門性は大切だが、ストレスになるのであれば、不要
結論、専門性はもちろん企業にとってはとても良いです。
しかし、自分の人生と考えたときに、専門性を学ぶのが苦手な場合はやらない方がいいです。
周りに自分以上に好きな人がいるので、苦手なものは置いていかれます。
だったら好きなことや気になることを手広くやった方がいいでしょう。
僕の経験から言えること
冒頭にもお話ししましたが、僕は様々な仕事をしています。
それは経営者だからというのもありますが、
結構飽きっぽいです。
10代のときに自分のやりたいことを考えるのが苦手でした。
今もぶっちゃけ苦手です。
やりたいことはやりたいときにしたいので、
そこまで長期的に考えられないというのが本音です。
こう聞くとちゃらんぽらんしてますね。
しかし、僕が専門的に何かを定めないことには理由があります。
やりたくないことはやらない方がいい
これに限ります。
- 好きなことが見つからない
- やりたいことがない
- 興味があるものは娯楽ばっかり
こんなことを思っている人は、
【やりたくないことを見つけてみる】
- 満員電車に乗りたくない。
- 一日8時間も働きたくない。
- 昼寝できる仕事がいい。
- 身体を使いたくない。
僕は上記のようにやりたくないことを並べてから
はじめて理想のライフスタイルに気付くことができました。
そうするとそれに一番近いものが何かが見えてきます。
専門職だと、企業に所属するの一択しかなさそうなので、
理想のライフスタイルを送るために僕は会社員からフリーランスになりました。
専門的に学んだ分野から何も見えてこなかった
僕は金融業とマーケティングを専門的に学んでいた時期がありました。
(専門職として企業に属していた時期)
そこから見えてきたものは
- 会社の売上をどう上げていくか
- 自分ができないことはどうやって安く外注するか
- わからないことはどうやって誤魔化すか
こんなところでしょうね。
特にデジタルマーケティングの分野だと、
お客さんには専門職としてみられるので、デジタルに全て精通していると思われがちですが、
デジタルマーケターの8割はプログラムなんて書けませんし、
Webサイトの仕組みもあんまりわかっていないんですよね。。。
Webサイトのことやプログラムに関してのことは誤魔化し続けるしかないんです。
僕は誤魔化すことが苦手だったので、独立してからはじめてWebデザインとコードを勉強しました。
デザインとプログラミングができるようになってから、
SEOや広告運用についての本質が見えてきたような気がします。
本質でお客さんとお話しするので、失注は独立してからほとんどないです。
いろんなことをやってると本質に近づく
専門性を極めすぎると、自分の領域が全て正しいと思ってしまう時期が必ずあります。
なので、僕は極めないように他のことにも手を広げるようにしています。
自分が全て正しいなんてことはあり得ません。
芸術の視点でも、ビジネスの視点でもそうです。
学校では、フェルメールの絵画よりもレオナルドダヴィンチの絵画の方が価値が高いと教えられます。
それは、ビジネス的な観点での価値です。
僕は圧倒的にフェルメールが好きです。
僕にとってはフェルメールの方が価値があります。
絵画を一本とってもビジネスの視点と自分の中の美の視点で大きく違ったりします。
なので、仕事だってそうだと思います。
綺麗で今どきのおしゃれなWebサイトを作っても商品が売れないケースが多いです。
どんなに完璧なマーケティング動線を作っても商品が売れないケースがあります。
完璧なライティングでも商品が売れないケースがあります。
つまり、どの分野を極めても完璧というものがないのです。
だったら、はじめから完璧を追い求めるのではなく、
日々、答え合わせをしたら良いのではないでしょうか?
僕はそんな感じで生きています。
投稿者プロフィール

- Webマーケター|イラストレーター
- 奈良県を拠点に活動する独学のWebデザイナー・イラストレーター。企業のマーケティング戦略からクリエイティブ制作まで幅広く担当し、「芸術と技術を使って、楽しく、おもしろく。」を信条に、ブランド価値を高めるWebサイトやオリジナルイラスト、システム開発を手掛けています。
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